行政区自治会

福岡県糸島市には、小学校が16校、中学校が7校あり、住所地の「行政区」ごとに学校区を分けて、就学する小中学校を定めています。

行政区とは

糸島市は、市からの連絡文書や広報などの各戸への配布・回覧、市政の円滑な運営を図るため、市域を164の区域に分けています。この地域を行政区といいます。行政区には、行政区内居住者の総意に基づいて選出された行政区長を設置し活動を行っています。行政区長は、行政情報の連絡・周知や市に対する地域要望などの伝達、市が行政上必要とする調査など、行政区内の行政事務を行います。

自治会や町内会とは

糸島市では、一定の区域(ほぼ行政区単位)ごとに、地域住民による「自治組織(自治会、町内会)」が組織されています。自治会・町内会では、その区域で選出された「自治会長(町内会長)」が中心となって、安全で住みよいまちづくりのため、防犯灯の維持管理や公園・道路などの環境美化、伝統文化の継承、通学路の見守り活動、安全パトロールなど、さまざまな地域活動に自主的に取り組んでいます。

また、大規模災害など、いざというときに頼りになる「地域のきずな」づくりに向けて、ふれあいの輪を広げて人々の連帯意識の向上に努めています。また、顔が見えるご近所さんとの交流を深めるため、子ども会活動、敬老会(シニアクラブ)活動、夏祭りやレクリエーション活動などの住民相互の親睦行事も行っています。

安全で住みよいまちづくりを実現するためには、地域に住む人が、まちづくりへ積極的に参画することが必要です。新しいまちでのコミュニケーションの第一歩として、住みよい地域づくりのために様々な活動を行っている「自治組織(自治会、町内会)」に加入しましょう。

自治会や町内会に加入するには

自治会・町内会への加入は、お住まいの地域の行政区長に申し出てください。お住まいの行政区長がご不明なときは、福岡県糸島市コミュニティ推進課(092-332-2062)にご連絡ください。

自治会や町内会の活動

防犯・防災活動

みんなが安心して暮らせるまちにするために、防犯パトロールなどを行っています。また、地震や水害、火事が起きた時の助け合いがスムーズに行えるように自主防災組織を作り、防災訓練などを実施して、災害に備えています。

防犯灯の設置及び維持管理

夜道でも安心して歩けるように、防犯灯の設置と維持管理を行っています。

環境美化活動

みんなが清潔でさわやかなまちにするために、ゴミ集積所の設置や管理、公園や道路の清掃などを行っています。

福祉活動

高齢の人や障害を持った人にも、みんなが生きがいを持って心豊かに暮らせるまちにするために、敬老会の開催や、各種募金活動への協力などを行っています。

その他の活動

みんながお互いに助け合えるまちにするために、地域の情報の回覧や学校行事等の参加支援などさまざまな活動を行っています。

※ 自治会や町内会により活動内容は異なります。

まちづくり基本条例

糸島市では、市民の力を生かした「自助・共助・公助」のまちづくりを進めるため、『糸島市まちづくり基本条例』を定めています。この条例では、市民・議会・市の役割などを定めています。同条例第11条において、まちづくりの主体として積極的に参画するよう努めることが市民の責務だと規定されています。また、第22条において、自治組織への積極的な加入促進が市の役割であると規定しています。

糸島市民として、地域づくりに参画しましょう。