加布里校区は買い物も便利だし、子どもが近所で友達と遊べる公園もあるし不便を感じないですね。

プロフィール(2016年3月現在)

●お住まいの校区…加布里校区

●40代女性

●住まいの形態…中古一戸建

●家族構成…夫(単身赴任) 本人 長男(14)長女(9)次男(7)

●職業…夫(会社員)、本人(自営業)

●糸島居住歴…3年

●以前の住まい…大分市

●住まいの設備…電気・ガス・上水道・下水道・インターネット光回線

●車の所有台数…1台

糸島市での生活費・買い物事情について

1ヶ月のおよその家計を教えて下さい。

  • 光熱水費
    上下水道代…約6,500円
    電気代…約8,000円
    ガス代…約8,000円
  • 食費…約60,000円(外食含む)
  • ガソリン代…1台約3,000円
  • 子供の教育費(保育料・習い事など)…学習塾、部活、ピアノ、習字(2人)…38,000円

糸島市への転入前と比べて、家計の出費でどんな変化がありましたか?

 高いと思うのは水道代です。大分市に住んでいた時は下水がなかったですが賃貸のアパート内の浄水設備代とあわせても、糸島市のほうが高いです。ガスは安くなりました。大分市もプロパンガス使用で、ガス業者は賃貸アパートの指定でした。その他はあまり価格の違いを感じません。野菜は直売所では新鮮で安いものがありますが、大分にも同じような直売所があって利用していました。  ただ、糸島市に引っ越してから夫は単身赴任になり、帰省のたびに交通費がかかります。新幹線を利用する地域に赴任していて、新幹線だと飛行機ほどの格安チケットがないため結構かさみますね。

普段はどこで買い物をしていますか?

 加布里のスーパーや100円ショップ、ホームセンターなど。新しくできたドラッグストア、JR美咲が丘駅前のディスカウントストアも利用します。直売所はたまに行く程度。服は荻浦の衣料品店やJR九大学研都市駅前にある大型複合商業施設などで買います。買い物をすると荷物になるので車を使いますが、加布里は車がなくても買い物はなんとかなります。  ネット通販では子どもが指定した物を買うときやゲームのソフトなどを買いますが、あまり利用しないです。

お住まいの校区について

お住まいの校区で好きな場所やおすすめポイントは何ですか?

 好きな場所…あまり考えたことがないですね。でも生活しやすい場所ですよ。交通の便も良いし、買い物もしやすいです。子どもも友達とよく遊んでいます。

校区の行事や活動についてはどう思いますか?

 加布里校区の文化祭は楽しいです。小学校と公民館が同敷地内にあって、同じ日に文化祭をします。PTAで模擬店を出したり、公民館の文化サークルが活動発表をしたりして、大人も子どもも楽しみにしています。  また、福岡県と糸島市の事業の「九大寺子屋」の授業は良かったです。九大の学生が授業をしてくれるもので、学力アップのドリルや学生が学んでいることを子どもに分かりやすく教えてくれました。年齢の近い学生が教えてくれたり、九大生とふれあったりすることで、身近な存在に感じます。もしかしたら手が届くかも、と希望を持つ子もいるようです。子どもたちにも保護者にも好評ですよ。長く続いてほしい取組です。  地域の役職は小学校と子ども会とで他の世帯の人達と話し合って割り振りしているので、それほど負担には感じません。

移住してきて日常生活で心がけていることはありますか?

 地域の行事には無理のない範囲で参加しています。子どもが少ない地域なので、お年寄りが子どもを可愛がってくれて、お花見会のときにお菓子を分けてもらったこともあります。近所の人にお世話になっていると感じるので清掃活動にも参加します。

糸島市への転入について

 

糸島市への移住のきっかけと経緯は?

  夫は転勤のある仕事をしていて、何度か引越しをしましたが、長男が中学校に入学するのを機会に家を買うことにしました。長くマンション暮らしをしていた子どもたちの希望は、一戸建てで犬を飼うことでした。それで新築でも中古でもいいので、一戸建ての家を探すことにしました。
 夫が単身赴任になることは決まっていました。毎月夫が数回帰宅すること、夫の実家の佐賀に行き来することを考え、福岡県の西部方面がいいという話になり、福岡市西区から糸島市あたりで探しました。私は独身時代に糸島に2,3年住んでだことがあり、良い印象がありました。そこでJR筑前前原駅から一貴山駅までで、駅から近い物件を見ました。その中で、家と家の間がゆったりしていて、敷地も広い今の家に巡りあいました。前原だと同額の家はもっと手狭になってしまうし、土地は資産として残していけるので決めました。小学校が近いし、子どもが電車通学をする場合もJR加布里駅まで自分で行けるし良かったです。犬も飼っています。

 

糸島市に移住してきて感じたギャップはありませんでしたか?

 引っ越した当初、息子たちは加布里の子どもたちのたくましさや言葉の違いについていけないところもあったようです。また子どもだけで自転車で遊びに出かけているのがびっくりでした。大分市のときは道路が大きく、小3までは保護者同伴でないと子どもは自転車に乗れませんでした。加布里では上の子たちが自転車に乗り慣れているので、それを見て学んだり、地域の人が見ていてくれたりして安心です。

糸島での生活で不便や大変だと感じることは?

 加布里校区は交番が遠いですね。最寄りの交番はJR筑前前原駅前なんです。もしくは一貴山校区の交番。もう少し近くにあると安心です。それ以外あまり不便だと感じないですね。買い物も便利だし、図書館などの公共施設や子どもが近所で友達と遊べる公園もあるし。

糸島市で暮らして良かったと思うことはありますか?

 子どもだけで遊んでも危険が少なく、遊べる環境があることですね。近所の公園は子どもたちが遊んでいたり、近所のおじいちゃんが孫と遊びに来ていたりして、いつも賑わっています。それに加布里の子たちはみんなたくましくて、クラスの男子も女子も仲良し。中学校に入ってからも加布里の子はつながっています。

今後糸島市でどんな暮らしをしていきたいですか?

 今は子どもの部活の送迎や手伝いに多く時間を使っていて、しばらくはそういう生活になりそうですが、落ち着いたら小学校や地域のボランティア、自分のスポーツクラブなどの活動にもっと力を入れたいです。

これから加布里校区への移住を考えている人へのアドバイスをお願いします。

 加布里校区は保護者が地域や学校の活動に熱心に参加しています。役員に立候補する人も少なくありません。山登りや川遊び、タケノコ掘りなど子ども会での活動の支援やバックアップもしていて、子どもたちが楽しそうです。