雷山（らいざん）小学校区

校区三大特徴
・雷山地域は、歴史と文化、観光など、豊富な資源に恵まれた地域。
・「平原王墓まつり」は校区を上げて盛り上がる行事がある。
・重要文化財や天然記念物を有する寺院「雷山千如寺大悲王院」がある。

　雷山地域は、歴史と文化、観光など、豊富な資源に恵まれた地域です。平成18年6月国宝に指定に指定された「平原遺跡」は、弥生時代後期に造られた東西18m、南北14mの長方形の方形周溝墓で、39面もの銅鏡が出土しました。これは1墳墓から出土した鏡数としては日本一で、そのうち4面の「内行花文鏡」は直径46.5cmもあり世界最大を誇ります。ここの出土品はすべて国宝に指定されています。
　この、日本最多の銅鏡が出土した平原遺跡を中心に、数々の出土品を再現した陶壁画や石堀ベンチを設置して、歴史と自然に親しめる平原歴史公園が整備されています。秋になると、地元のみなさんの手で植えられたコスモスが、人々の目を楽しませ、10月中旬には、校区を挙げて「平原王墓まつり」を開催しています。古代衣装の伊都国女王と王子、王女を迎え、満開のコスモスがゆれる中で、会場の平原歴史公園・旧藤瀬家住宅の前は多くの人手にぎわいます。
　校区では、小学校３年生から中学生を対象に、２泊３日の野外体験を行ったり、３年生から５年生を対象に、雷山いこいの家で６泊７日の通学合宿を行うなど、子どもの自主性と協調性、忍耐力を養う事業を行っています。